食道に生じる悪性腫瘍が食道がんです。早期食道がんは、胃がん同様自覚症状のないケースがほとんどです。集団検診・人間ドック等によって偶然見つかるという場合が多いとされています。進行していくと、胸部の不快感・食事のつかえ・体重減少などがみられます。そこで漸く違和感を覚え、医療機関を受診したら食道がんが見つかったというケースも少なくないでしょう。早期の段階の食道がんなら、内視鏡治療で治せる可能性もある為、やはり早期での発見に努めたいところです。内視鏡治療であれば食道を切る事が無い為、治療後の食事も今まで通りで大丈夫になります。とは言っても、食道に新たながんが出来るというケースもある為、治療後も定期的な検診は欠かせませんね。手術によって切除となった場合には、根治切除が出来るならば長期保存が期待できます。しかし、食道のかわりに胃や大腸とを結ぶ大がかりな手術が必要となってきます。術後の合併症がいくつか存在し、食生活も以前と変える必要があります。近年では放射線と抗がん剤を組み合わせた治療も行われており、外科手術と同じような成績も報告されています。手術が行えないくらいに進行してしまっている場合には、放射線治療や抗がん剤治療を行っていく事となりますが、標準的な生存期間は6か月とされています。
2021.10.13
食べることと寝ることをこよなく愛しています。最近はちょっとメタボ気味…まめもそろそろ人間ドック行ってきます…
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