エラスターゼⅠというのは、膵臓で作られる膵液中に分泌されて十二指腸乳頭部に流れていく酵素だそうです。膵臓の異常や流れ出す系の異常によって血液中の濃度が変化するそうです。
膵臓が破壊されると急性すい炎や慢性膵炎、膵がん、膵臓の外傷性変化などで血液中のエラスターゼⅠ濃度が上昇するそうです。
エラスターゼⅠの基準値というのは、70〜430ng/dlだそうです。胆嚢や胆道の石や腫瘍、炎症などで膵液の流れが阻害されると血液中に漏れ出してくるそうです。このためエラスターゼ1濃度が高値となるそうです。アミラーゼやリパーゼと同様に消化管穿孔や腹部手術でも高値となるそうです。腎臓での排泄障害を反映するそうで、腎不全でも上昇するそうです。
エラスターゼ1はアミラーゼやリパーゼと比べて血液中での分解のスピードがおそいのが特徴となるそうです。
病気の状態の変化が早い急性膵炎かどうかを知るには、アミラーゼやリパーゼが適しているそうです。
膵がんなどに随伴しておこる膵炎の検出にはエラスターゼ1がより有効と言われているそうです。要するに膵がんの発見ということのようです。
エラスターゼ1は慢性膵炎などで膵臓のはたらきが低下すると、血液中で低値となるそうです。ただその傾向は、アミラーゼやリパーゼのほうが顕著になるそうです。膵臓の病気というのは診断がとてもむずかしいそうです。とくに腫瘍を早めに見つけるというのがとてもむずかしいそうです。
その上、腫瘍が発生した早期に大きく広がったり転移したりするということもあって、治療がとてもむずかしいそうです。
お腹の奥深くにあるというのも検査が難しくなる一因となるそうです。また症状も出にくいというのも原因となるそうです。
2019.12.30
食べることと寝ることをこよなく愛しています。最近はちょっとメタボ気味…まめもそろそろ人間ドック行ってきます…
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