メニエール病の初回の発作では突発性難聴との区別が困難な場合もあります。また、他の神経症状がない事が脳血管障害によるめまい等と鑑別する為の手がかりとなります。メニエール病と診断された場合、症状に対する治療と、病態である内リンパ水腫に対する治療とが行われますが、メインは薬による治療となります。めまい発作による自律神経症状に対しては、点滴をして体液のバランスをとっていきます。めまいによる不安には精神安定剤を、吐き気や嘔吐に対しては制吐薬を用いて治療にあたります。病態である内リンパ水腫に対しては、水腫を軽くする目的で利尿薬、特にイソソルビドがよく用いられています。また、内耳の感覚細胞や内耳神経の活動を正常化させる為にビタミン薬や末梢血流の改善薬等が使用されます。
2021.11.13
食べることと寝ることをこよなく愛しています。最近はちょっとメタボ気味…まめもそろそろ人間ドック行ってきます…
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