風邪薬として使われるPL顆粒には、アレルギー抑制効果がある抗ヒスタミン薬が配合されており、このためくしゃみや鼻水に効果があります。さらにアセトアミノフェンが配合されているため、解熱効果や鎮痛効果があります。しかしながら、SG配合顆粒はお互いの鎮痛効果を増強し合う組み合わせで解熱鎮痛薬が4種類配合されているため、痛み止めとしてはPL配合顆粒よりもSG配合顆粒の方が強力であると言えるでしょう。PL配合顆粒とSG配合顆粒には悪い相互作用を引き起こすような成分は含まれていませんが、両者でアセトアミノフェンと無水カフェインが重複して配合されているため、両方の薬を服用する際には用量オーバーにならないように注意しなければなりません。特にアセトアミノフェンは過剰に摂取すると肝臓に負担がかかることが知られており、風邪の解熱や鎮痛に使う場合には1日1500mgが上限とされています。そのため、アセトアミノフェンの用量オーバーを防ぐために、PL配合顆粒とSG配合顆粒の安易な併用は避けるべきだと考えられます。
2022.05.13
食べることと寝ることをこよなく愛しています。最近はちょっとメタボ気味…まめもそろそろ人間ドック行ってきます…
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