「前立腺がん」は元来、欧米人に多い病気であった。しかし近年食生活が豊かになったことなども要因となり、日本でも増加傾向にあるのだ。2015年時点の統計予測で男性がん患者数の1位でもあった。そして現在もなお上位にランクインし続けているのだ。
しかし、予測死亡数としては肺・大腸・胃・肝臓・膵臓づけている理由は、腫瘍マーカー・PSAなどによる早期発見・早期治療されている例が多いためだと考えられる。
この前立腺がんの主な特徴は、
・尿の出が細くなる
・残尿感がある
といった症状である。
しかしながら、症状が出てからの発見では手遅れだったというケースも決して少なくはない。早期発見・早期治療をしようと思うならば、定期的な検査がやはり必要となるだろう。
前立腺がんは高齢者に多いがんである為、60歳が近づいて来たら、年に1度は検診を受けることが大事である。
では発見に必要な検査であるが、先ほどもお伝えした通り腫瘍マーカーとPSAである。
これらは比較的早い段階から出現する為早期発見に非常に有効だといえるだろう。
PSAの基準値は4.00ng/mL以下であるが、この基準値を超えると前立腺肥大もしくは前立腺がんを疑う必要が出てくる。そして10.00ng/mLを超過するとがんの確立が高いと考える。
当然ながらこの検査だけでは診断確定要素が不足している為、この結果も踏まえ、超音波検査・CTの画像検査・直腸指診など総合的に診て判断することが大切なのである。
2019.04.25
食べることと寝ることをこよなく愛しています。最近はちょっとメタボ気味…まめもそろそろ人間ドック行ってきます…
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