企業がおこなう健康診断について "企業がおこなう健康診断は、病気の早期発見や生活習慣病の予防を主な目的としています。事業者は、年1回の健康診断を労働者に受けさせなければなりません。反対に、労働者は事業者が実施する健康診断を受ける義務があります。 健康診断で発見できる病気 その健康診断では、次のような病気を発見することが可能です。 脂質異常症(高脂血症) 心筋梗塞や狭心症、さらに脳梗塞につながる動脈硬化の原因になります。循環器検査における血圧測定により発見することができます。 腎臓疾患 自覚しにくい病気の一つです。健康診断の血液検査や尿検査を通し、腎機能の低下や異常を早期に発見することが重要です。 健康診断では発見できない病気 がんは、健康診断では発見することができません。造影剤による胃のX線検査などは健康診断でも行われますが、がんを発見できるケースはあまり多くありません。ごく初期の段階では発見できないこともあります。 企業がおこなう健康診断は必ず受けなければなりません。また、がんなど健康診断では発見できない病気もあるため、必要に応じて追加の検査も検討することが重要です。" 健康診断の直前に風邪をひいた場合について "健康診断の直前に風邪をひいてしまった場合は、次のような対応が適切です。 軽い風邪の場合 基本的に、軽い風邪症状のみであれば、健康診断を受けても問題ありません。ただし、症状があることやその具体的な内容は問診票に記入します。 重い風邪の場合 風邪の症状がひどい場合は、健康診断は受けない方がよいといえます。健康診断における検査が体に負担をかける可能性があるためです。また、白血球の数値に影響がでるなど正常な検査結果がえられないことがあります。さらに、風邪をこじらせ気管支炎になっている場合は、胸部レントゲンに異常があると指摘される可能性もあります。 健康診断の前には、風邪をひかないよう注意が必要です。規則正しい生活を心がけ、食べ過ぎや飲み過ぎは控えます。もしひいてしまった場合でも、当日風邪薬を服用するのは避けた方がよいです。体調が優れない時は、健康診断を別日に変更してもらうことも検討します。"
2023.02.02
食べることと寝ることをこよなく愛しています。最近はちょっとメタボ気味…まめもそろそろ人間ドック行ってきます…
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